個人経営の焼菓子店として2014年に活動を開始した、私たちKitchen Sakamotoですが、店主の持病である拘束型心筋症と肺高血圧症の症状が悪化し、入院治療中のたため、2015年春～現在に至るまで店舗活動は休止状態にございます。

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店主は今、移植医療（心臓移植）を必要としています。

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補助人工心臓、点滴、服薬、、、様々な先進医療技術により、日々命を繋いでいます。​

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この度、私たちは、身を以て、これまで決して身近とは言えなかった"移植医療"の必要性、そして”臓器提供意思表示”の価値を知りました。

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更に、このテーマを通じ、全国各地の当事者様、関係者の皆様と出会い、交流の機会をいただきました。

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臓器移植は　尊き人の命、そして善意の元に成り立つ医療、命のリレーです。

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命のリレーと真正面から向き合い、療養に励んで来た数年間は、決して穏やかな日々ではありません。

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様々な困難や危機、悲しい別れもたくさん経験しました。

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それでも私たちは、未来を信じ、夫婦として共に生きて行く覚悟を決めております。

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そして、移植待機患者が果たすべく社会的役割として、新しい価値の創造、私たちにできる形でこの命のリレーの素晴らしさを、グリーンリボンというシンボルに乗せて、国内に普及啓発して参ります。

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今、こうしている間も・・・未来を信じて、今を懸命に生き延びる待機者の方が、日本国内に、たくさんいおられます。

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「彼らのため・・・今すぐ私たち”同じ立場である待機者でもできること”がきっとある」

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そう信じ、2017年9月に”My Green Ribbon”というブランドを設立いたしました。

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Just keep on living with Strong Hope
～強い望みを持って　ひたすら生き続けよう～

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これは、すべての移植患者様への応援メッセージです。

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普及啓発グッズの制作・販売、イベントの企画等により、日本国内での移植医療の普及啓発や、一刻も早く海外渡航が必要な患者様の支援等に貢献させていただきます。

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私達の活動が、移植待機期間中の患者様の社会参加、生き甲斐、経済的自立の一助となること、難病や障害に苦しみつつ、社会参加を目指す、すべての方の福祉に貢献できることを心から願っております。

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皆様、今後ともどうぞ変わらぬご支援を賜ります様　よろしくお願い申し上げます

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2019年　春

Kitchen Sakamoto